特別養護老人ホームなでしこ ユニットリーダー
AYANA さん
特別養護老人ホームなでしこ
【リーダー1年目の本音】「自分もまだ学ぶ途中」プレッシャーを抱えながらも、一歩踏み出せたのは"助けて"と言い合える仲間がいたから
高校の福祉科で介護を学び、卒業と同時にこの道へ。デイサービスでのびのびと経験を積み、特養での仕事に挑んだAYANAさんは、今やユニットリーダーとして後輩たちを引っ張る存在に。「大変なことも正直あります」と語りながらも、その言葉には確かなやりがいと誇りがにじんでいた。
介護の仕事を選んだのはどんなきっかけでしたか?
高校が総合学科で、福祉の勉強もできる学校だったんです。卒業と同時に初任者研修の資格も取れる仕組みがあって、そのままデイサービスで働き始めました。
最初は「介護は大変」っていうイメージがずっとあって、少し身構えてたんですが、実際に働いてみたら、おしゃべりが好きな方や優しい方ばかりで。思っていた以上に「楽しい仕事だな」という気持ちの方が強かったですね。
なでしこに来ることになったのはどういう経緯でしたか?
デイサービスで3年ほど経験を積んで、転機があってこの地域に引っ越してきたんです。「次も介護の仕事を続けたい」という気持ちは変わらなかったので、近くにある施設をいろいろ調べていました。
その中でなでしこが「自立支援」に力を入れていると知って、ちょっとやってみたいなと思って。それで選んだという感じです。
特養に来て、最初はどうでしたか?
正直、最初はギャップを感じました。ユニット型なので、日中は少ない人数で10人の利用者さんを担当するんです。前のデイサービスでは複数のスタッフで少人数を見ていたので、見守りの仕方から全然違って、最初はすごく戸惑いましたね。
あとは、認知症の症状でどうしても感情のコントロールが難しい利用者さんの対応とか、特養ならではの看取り……そういう場面には、最初はやっぱり辛いなって感じることも多かったです。「自分には何もできない」という無力感を抱えながら仕事していた時期もありました。
今はそういう辛さをどう乗り越えていますか?
乗り越えた、というよりは、今もまだ日々悩んでいるというのが正直なところです(笑)。でも一つ変わったのは、一人で抱え込まなくなったことかな。
苦手なことや難しい対応に当たったとき、ずっと自分一人で対応し続けると疲れてしまうので、「ちょっと替わってもらえますか」って周りに頼れるようになりました。ここはそれが言える職場なので、本当に助かっています。
認知症の方に対しても、昔は「止めなきゃ」と焦ってしまうことがあったんですが、やりたいことを否定せずに、なるべく穏やかに関わることが大事なんだと学んでいく中で、少しずつ気持ちが楽になってきました。
リーダーになって変わったことは?
半年前にリーダーになったばかりで、まだまだ大変なことだらけです(笑)。自分の仕事だけじゃなくて、チーム全体の動きを見ながら指示を出したり、若いスタッフに教えたりと、やることが一気に増えました。
若いメンバーが多いチームなので、「自分が教えなきゃ」という場面もあるんですけど、自分もまだ学んでいる途中。そこは正直プレッシャーでもありますね。でも、みんなが助けてくれるので、なんとか毎日やれているという感じです。
一緒に働く仲間の雰囲気はいかがですか?
本当にいいチームだと思っています。困ったときに「助けて」と言えるし、言ったら来てくれる。それが当たり前にできる職場なので、新人さんでも安心して働けると思いますよ。
実際に、右も左も分からない頃、先輩の対応を見て「すごいな」と感じる場面がいくつもありました。長く経験を積んできた方の落ち着きや対応の引き出しに、何度も助けてもらいましたね。
これからの目標を教えてください。
リーダーになってより強く感じるのが、「もっとちゃんと知識と技術を身につけなきゃ」ということです。みんなに教える立場になったからこそ、自分がしっかりしないといけないと感じていて。
これからも勉強を続けて、スキルアップしていきたいです。そして、後輩たちが「この人に聞けば大丈夫」と思えるような存在になれたらいいなと思っています。